
ハムスターが歯ぎしりみたいな音を出す理由とは?
ハムスターが寝ている時に歯ぎしりをするのは普通?
ハムスターの歯ぎしりを治す方法とは?
こんなハムスターの歯ぎしりに関する疑問についてご紹介いたします。
ハムスターが歯ぎしりみたいな音を出す理由とは?
歯が一生伸び続けるからこその日常的な行動
ハムスターの前歯は人間や犬猫とは違い根が開いたままの構造ですので、生涯伸び続けます。
ただし、伸びすぎると口が閉じられなくなり、食べられなくなって命に関わります。
そこで彼らは自分で長さを調整します。
上下の前歯をこすり合わせて削り、常に使いやすい長さに整えているのです。
そのときに生まれる音が、歯ぎしりのように聞こえます。
食事の後によく聞こえる理由
硬いペレットや種子を食べた直後に音が大きくなることが多いです。
噛み砕いたときに歯の先端が少し欠けたり、表面が荒れたりします。
それを整えるために短時間だけ集中的にすり合わせるのです。
頭蓋骨が小さく響きやすいため、人間には意外と大きな音に感じられます。
新しい環境や物に慣れるときの軽い緊張
ケージを替えたとき、新しいおもちゃを入れたとき、引っ越ししたときなどに音が増えることがあります。
強い恐怖ではなく、「ちょっとドキドキしている」という程度の緊張です。
特にロボロフスキーハムスターやジャンガリアンでよく見られます。
慣れてくると自然に減っていきます。
びっくりしたときや縄張りを主張するときの意思表示
突然大きな音がしたり、他のハムスターと対面したりした瞬間、カチッと一度だけ鋭い音を出すことがあります。
これは「驚いた」「ここは俺の場所だ」というサインです。
野生だった頃の名残で、敵に対して歯を見せる行動の軽い版だと考えてください。
音の大きさや頻度は個体差がとても大きい
静かに研ぐ子もいれば、部屋中に響くほど大きな音を出す子もいます。
品種による傾向はありますが、同じゴールデンハムスターでも静かな子と賑やかな子がいます。
骨格や性格の違いによるもので、どちらが良い悪いということはありません。
夜間に特に気になるのは夜行性だから
昼間はほとんど寝ていて音がしません。
活動が活発になる夜から明け方にかけて、歯を研ぐ回数も増えます。
静かな部屋の中では小さな音でも大きく聞こえやすいです。
夜だけ気になるという飼い主さんが圧倒的に多いのもこのためです。
ほとんどは健康の証
毎日少しでもカチカチ音が聞こえるなら、きちんと自分で歯を管理できている証拠です。
全く音がしないほうが、逆に伸びすぎている危険があることもあります。
歯ぎしりみたいな音は、ハムスターが元気で普通に生活しているサインだと考えてください。
ハムスターが寝ている時に歯ぎしりをするのは普通?
眠りながら聞こえる小さなカチカチ音はごく自然なこと
ハムスターが寝ているときに、かすかにカチカチ、キリキリと音が聞こえてくることがあります。
これは多くの健康な個体に見られる、ごく普通の現象です。
眠っていても無意識に上下の歯が軽く触れ合い、すり合わせているのです。
むしろ音が聞こえるほうが、歯が適切に管理されている証拠だと捉えて大丈夫です。
睡眠中の歯のすり合わせが起こるタイミング
特に深い眠りに入った直後や、夢を見ているようなときに音が出やすいです。
体が完全にリラックスしている状態で、顔の筋肉がわずかに動きます。
その動きに連動して歯も軽くこすれ、音が生まれます。
人間が寝息を立てたり寝返りを打ったりするのと同じく、無意識の自然な動作です。
ゴールデンハムスターに特に多い傾向
品種によって差がありますが、ゴールデンハムスターは眠りながら音を立てる子が圧倒的に多いです。
体が大きく顔の筋肉も発達しているため、わずかな動きでも音が響きやすいのです。
ジャンガリアンやロボロフスキーは体が小さい分、音も小さめで気づかれにくい傾向があります。
ただしどの品種でも、まったく音を立てない子はほとんどいません。
心地よい寝姿勢のときに聞こえやすい
気持ちよさそうに体を伸ばして寝ているとき、または巣材に顔を埋めて丸くなっているときに音がします。
体がこわばっていたり、警戒した姿勢で寝ているときはほとんど音がしません。
リラックスしているからこそ、歯が自然に触れ合う余裕が生まれるのです。
音の大きさとリズムで健康状態がわかる
普通の寝歯ぎしりは、小さく不規則で、ときどき途切れます。
数秒鳴っては静かになり、また少し鳴って、という感じです。
眠りが浅くなったり深くなったりするリズムに合わせて音も変わります。
規則正しく大きく連続して鳴り続ける場合は、別の原因を考える必要があります。
明らかに異常な場合の見分け方
眠りながら異常に大きな音が止まらないときは注意が必要です。
体が硬直していたり、呼吸が荒かったり、顔を片側だけこすりつけていたりする場合は、歯が伸びすぎて痛みを感じている可能性があります。
また、寝ているのに突然ビクッと体を震わせながら音を出すときも、痛みや不快感が背景にあると考えてください。
普通の寝歯ぎしりは、穏やかで静かな音です。
安心して聞き続けていい音
眠っているハムスターから聞こえる小さなカチカチ音は、生活音の一部だと考えてください。
むしろその音が聞こえるたびに、今日も元気に歯を管理できていると安心できます。
静かな夜に響くその音は、ハムスターが心地よく眠っている証なのです。
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ハムスターの歯ぎしりを治す方法とは?
まず確認すべきことは本当に治す必要があるのか
ほとんどの歯ぎしり音は健康な証拠です。
無理に止めようとすると歯が伸びすぎてしまう危険があります。
本当にやめさせたいと思うのは、明らかに異常な音が続いているときだけにしてください。
食欲が落ちていたり、よだれが出ていたり、体重が減っていたりする場合は、まず動物病院へ行くことが最優先です。
歯が伸びすぎて痛みが出ている場合の対処
不正咬合や事故で歯が折れたり曲がったりすると自分で削れなくなります。
その結果、痛みから無理にすり合わせようとして大きな音が続きます。
この場合は自宅でどうにかできるものではありません。
獣医師に歯を適切な長さに切ってもらう必要があります。
麻酔をかけて専用の器具で切るため、必ず小動物を診られる病院を選んでください。
一度切れば終わりではなく、伸びる速度によっては数ヶ月ごとに通院が必要です。
ストレスが原因で過剰に鳴っているときの見直しポイント
環境に強い不安を感じていると、歯を鳴らす回数が異常に増えることがあります。
ケージが人の通りが多い場所にある、大きなテレビの近くにある、夜中に明るい光が当たる、回し車がうるさい、隠れ家が少ない、といった状況が続くとそうなりやすいです。
これらを見直すだけで驚くほど音が減ることがあります。
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静かな場所への移動が一番効果的な場合が多い
夜中に気になる音が止まらないときは、寝室から別の部屋へケージを移すだけで劇的に改善します。
人間が寝ている間こそハムスターは活動しているので、人の気配や寝返りの音がストレスになるのです。
リビングや廊下の隅など、夜間は人がほとんど通らない場所に置くと、多くの子がすぐに落ち着きます。
かじり木を効果的に使うコツ
歯を研ぐ対象が足りないと、上下の歯を直接こすり合わせる回数が増えてしまいます。
クルミの殻、りんごの枝、市販の硬めのかじり木を常に複数置いておくと、自然と音が減ります。
特にクルミの殻は硬さと形がちょうど良く、ほとんどのハムスターが夢中になってかじります。
一つが小さくなったらすぐに補充してください。
回し車の音が間接的に影響していることもある
回し車がガタガタうるさいと、走りながらストレスを感じて歯を鳴らす子がいます。
静音タイプやベアリング入りのものに変えるだけで、夜の歯ぎしりが半分以下になることも珍しくありません。
回し車を固定する位置を調整したり、夜だけ外したりするのも有効です。
複数の隠れ家で安心感を高める
狭いスペースに丸まっていると安心して眠れる子が多いです。
巣箱に加えてトンネルや土管、小さな家をもう一つ置いてあげると好きな場所を選べるようになります。
安心できる場所が増えると無駄に歯を鳴らす癖が減っていくことが多いです。
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最後に残る音は受け入れるしかない
環境を整え、かじり木も十分に置き、歯も正常な長さなのにまだ音が気になる場合は、その子の個性だと割り切ってください。
人間にも寝息が大きかったり、いびきをかいたりする人がいるようにハムスターにも音の大きさはそれぞれです。
健康で幸せなら、少しの音は一緒に暮らす喜びの一部だと考えてください。
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