
ハムスターが水飲みを噛むのはよくあること?理由は?
ハムスターが水飲みを噛んでいると水が飲めているか心配?
ハムスターは自然と水飲みを覚えるもの?
ハムスターが給水器をかじるのをやめさせることはできる?
こんなハムスターが水飲みを噛む問題についてご紹介いたします。
ハムスターが水飲みを噛むのはよくあること?理由は?
ハムスターが給水器を噛んだり、かじったりする行動は、よく見られる行動です。
なぜハムスターは給水器を噛むのでしょうか?
その理由は、いくつか考えられます。
まず、一つ目に給水器から水が出ない、もしくは出にくいことが挙げられます。
ハムスターは喉が渇くと給水器で水を飲もうとしますが、ボトルの先端のボールがスムーズに動かなかったり、経年劣化で固くなっていたりすると、水が出てこないことがあります。
そのような場合に一生懸命水を飲もうとしても水が出ないため、イライラして給水器をかじってしまうのでしょう。
また、ストレスが溜まっている時に給水器をかじることもあります。
本来、広大な砂漠を駆け回って暮らす動物であるハムスターにとって、狭いケージや不衛生な環境で飼われることはストレスになります。
そのようなストレスを発散させるための行動の一つとして、水飲みをかじっているのかもしれません。
また、ハムスターの本能として何かを噛みたくなる習性も関係しています。
野生のハムスターは木の根っこや枝などを噛んで伸びすぎた歯を削っています。
ペットのハムスターは身の回りにあるもの、例えば水飲みを噛むことで本能を満たしているのかもしれません。
いずれにせよ、ハムスターにとって噛むことは自然な行動であり、ストレス解消にもなっています。
とはいえ、あまりにもしつこく給水器を噛むようであれば、対策をしたくなるものです。
ハムスターの噛み癖を直すというよりは、噛んでも問題のないストレス発散できる玩具を与えたりするのが良いかもしれません。
ハムスターが水飲みを噛んでいると水が飲めているか心配?
ハムスターが給水器をかじっていると、「水を飲めているのかな?」と心配になることもあります。
実際のところ、ハムスターが給水器をかじっているから水が飲めていない、というわけではありません。
むしろ、給水器をカラカラと一生懸命動かしているということは、水を飲もうと努力しているサインだと言えます。
しかし、給水器の不具合で本当に水が出ていない可能性も考えられます。
では、ハムスターが水を飲めているかどうかをどうやって判断すればいいのでしょうか。
まず、ハムスターが給水器を使っている時の様子をよく観察してみましょう。
給水器の中を覗いてみて、水の量が減っているようであれば問題ありません。
ただし、ボトル内の水量が全く減っていないようであれば、給水器が壊れている可能性が高いです。
また、ハムスターが給水器を一生懸命なめているのに、飲み口から水滴が落ちてこないようであれば、詰まりなどの不具合が考えられます。
このような場合は、給水器を新しいものに交換するか修理が必要でしょう。
給水器をカラカラする際、気泡が出ているかどうかもポイントです。
飲み口のボールが適切に動いて水が出ている時は、ボトル内で細かい泡が立つはずです。
気泡が全く出ていないようであれば、水が出ていないか、出方が悪い可能性が考えられます。
さらに、ハムスターのおしっこの量や色も目安になります。
いつもと比べておしっこが少なかったり、濃い黄色だったりする場合は脱水の心配がありますので、水をしっかり飲めていないサインかもしれません。
このように、ハムスターが給水器で水を飲めているかどうかは、総合的に判断する必要があります。
適切な水分補給は、ハムスターの健康維持に欠かせません。
ハムスターの健康を守るためにも、こまめに給水器の点検を行い、万が一の不具合にも対応できるようにしておきましょう。
ハムスターは自然と水飲みを覚えるもの?
ハムスターは果たして自然と水飲みを覚えるものなのでしょうか。
基本的には、ハムスターは生まれながらにして水を飲む本能を持っています。
野生のハムスターは、川や水たまりなどから水を飲むことができますが、ペットとして飼育されているハムスターの場合には、状況は少し異なります。
まず、ハムスターの赤ちゃんは生まれてすぐは母乳を飲んで育ちます。
ハムスターの赤ちゃんは目も開いていませんし、自力で水を飲むことはできませんので、母親のおっぱいから必要な水分を摂取して成長します。
やがて、ハムスターの赤ちゃんは離乳期を迎えます。
この時期になると徐々に固形食を食べられるようになり、同時に水を飲むことも覚えていくのです。
ただし、ペットショップなどで売られているハムスターの赤ちゃんは、既に離乳が済んでいることがほとんどです。
そのため、給水器で水を飲むことはすでに覚えています。
とはいえ、給水器の仕組みは野生の水場とは異なりますので、ボトルについている金属のボールを舐めて水を出すのは、ハムスターにとって少し不自然な行動かもしれません。
赤ちゃんのハムスターは、最初のうちは給水器の使い方に戸惑うかもしれません。
時には、ボールに噛み付いたり、必死で舐めすぎたりして、給水器から水が出るのを待っている姿を見ることがあります。
成長に伴って、徐々に給水器の使い方を学習していくのです。
赤ちゃんのハムスターに給水器を与える際は、使い方を根気強く見守ってあげることが大切です。
赤ちゃんが給水器から上手に水を飲めるまでの間は、スポイトやシリンジで直接水を与えるのも一つの方法です。
十分に成長したハムスターであれば、給水器の使い方はすっかり身についているはずです。
ハムスターは生まれつき備わっている水を飲む本能と飼育環境への適応力によって、自然と水飲みを覚えていきます。
ハムスターが給水器をかじるのをやめさせることはできる?
ハムスターが給水器をかじるのは困りものですが、このような行動をやめさせることはできるのでしょうか。
結論から言うと、完全に防ぐことは難しいかもしれません。
なぜなら、ハムスターにとって噛むことは本能的な行動だからです。
ストレス解消やわくわく感を得るために、ハムスターは何かを噛みたくなる習性があります。
とはいえ、飼い主ができる工夫はいくつかあります。
まず、ハムスターがかじってもすぐに壊れたり、怪我をしたりしないタイプの給水器を選ぶことが大切です。
ガラスや陶器製のボトルなら、たとえかじられても割れる心配がありません。
金属製のパーツは、ハムスターの歯で噛み切れないほど丈夫なものが良いでしょう。
また、ボトルを外から掛けるタイプの給水器もおすすめです。
ケージの外側からボトルを取り付けるので、ハムスターが直接噛み付くことができません。
給水ノズルの部分だけがケージ内に出ているタイプであれば、よりかじる場所が限定されて安心です。
さらに、ハムスターのストレス解消になるようなおもちゃを用意してあげるのも効果的かもしれません。
専用のかじり木や、噛んでも安全な木のおもちゃなどを与えれば、ストレスを発散させることができます。
また、ハムスターが給水器をかじるのは、水が出ないことへの不満からくる場合もあります。
そのような場合には、給水器が正常に機能しているか、こまめにチェックすることが大切です。
定期的に給水器を清掃し、不具合がないか確認しましょう。
とはいえ、ハムスターの本能としてのかじる習性を完全に直すことは難しいかもしれません。
もしあまりにもしつこく給水器を噛み続けるようであれば、獣医師に相談してみるのも一つの手です。
ハムスターがかじる行動には、何らかのサインが隠れているのかもしれません。
専門家のアドバイスを受けることで、ハムスターのストレスを和らげる方法が見つかるかもしれません。
大切なのは、ハムスターの習性を理解しつつ、できる範囲で噛み防止の工夫をしていくことです。